CONCEPT

FERMATは、コミュニケーションという社会の基底を与える領域の変化の徴候に照準しながら、未来のビジョンを描くことで、新たな何か=“X”、の誕生を促します。

アメリカ経済のターンアラウンドにコミュニケーションが果たす役割
今週に入って三度目のプレス・カンファレンスで、オバマ次期大統領は、今後のアメリカ経済の「向かうべき道」を検討するセクションとして、ホワイトハウス内に新たにEconomic RECOVERY Advisory Board(ERAB)を設置し、その議長にPaul Volcker元FRB議長を、また、その...
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内需拡大せよ、とMartin Wolfはいう
FTのエコノミストにMartin Wolf氏がいる。彼の国際金融に関する分析はつとに有名で、日本の学者や経済官僚の書き物によく引用される。先日も、Wolf氏がアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学で行った国際金融に関する講演をもとにした本(“Fixing Global Finance”)が出版されたばか...
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GoogleとP&Gの人事交流の試みから見通せること
久しぶりにベタにマーケティング関連で。 GoogleとP&Gが、お互いの社員(two-dozensというから24人)を数週間、それぞれの研修プログラムに参加させる、という話(記事はこれ)。そうして、P&Gはonline marketingについて、Googleはbrand marketingについて...
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デモクラシーの位置づけ
アメリカの政治地図がかわると、前に書いた。 南部的なものがアメリカの政治を左右する時代から脱却することで、アメリカの政治力学を決める、複数の利害の均衡関係が、向こう1年間ほどで再定義される時代になるように思う。 こういう時、アメリカがおもしろいのは、最高権力者たる大統領が間接選挙によって選ばれるため...
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変化の兆し?
この月曜に、GOPの候補者だったマッケインが、シカゴのオバマ次期大統領を訪れた(たとえば、この記事)。 2週間前までネガティブキャンペーンを含めて競い合っていた候補者同士が相まみえたわけで、会談では、オバマ就任後の政策の大枠について、エネルギー&地球温暖化、移民政策、グアンタナモ閉鎖、等の点で超党派...
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FT、サイト一新
イギリスの金融情報紙のFTがサイトを一新した。 とりあえず、トップページはここ。 既にWSJやEconomistが変更していたのにようやく追いついた、という感じ。第一印象は他誌(他紙)と変わらない顔つきで、デザインとしては面白味にかけるが、以前のものに比べると使いやすいのは確か。以前のは、一頁にとに...
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More than convenience
表参道を歩いていると、マクドナルドがあった場所に、Quarter Ponderという見た目ハードな感じのハンバーガー屋ができていた。マックかな?と思いつつ通り過ぎていたのだが、昨日、そこでセットを買っていた人の横を通ったら、マックのフライドポテトのにおいがして、合点がいった。やっぱり、マックだ。 思...
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cabinet member selection
アメリカの大手ジャーナリズム機関は、政治欄の特集を「大統領選」から「オバマ政権移行」に変えてきた。目下のところ、話題は、主要閣僚の選択に関わっている。最も注目を集めるのが、経済運営の要の財務省(Department of Finance)、戦争遂行の中核の国防総省(Department of Def...
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歴史を今にひきつける
先週末あたりから、アメリカの週刊誌を中心にオバマ特集号が発売されているが、各誌のサイトでそれらの記事を眺めていてふと気づいたのだが、オバマに対する評価は様々なのだが、ただ、その際の評価の流儀にはどこか共通しているところがあるようにみえる。 どの記事もたいてい、過去のアメリカ大統領のエピソードを引き合...
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FCC's "Change" Direction?
現在、オバマの政権移行チームは、キャビネットメンバー(国務省などのセクレタリー=長官)の人選に入っている。アメリカは、猟官制を取っているので、大統領府(国務省や財務省など)のトップは、GOP支持者からデモクラット支持者に総入れ替えになる。 金融セクターの救済策の陣頭指揮を執る財務省長官や、イラクやア...
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Transition開始?
アメリカでは日曜にハードな報道系番組が集中して放送されるが、今週は、大統領選後初の日曜ということもあって、大統領選の総括ならびに1月の大統領就任までの間に何をするか、が中心の話題だった。 (今は、三大ネットワークの、こうした報道系番組は、いずれもネットで日本にいながらにして視聴することができる。今回...
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Permanent Campaign
パーマネント・キャンペーン=永続的コミュニケーション クリントン政権以来、大統領(とそのスタッフ)は、選挙後も選挙時と変わらず、有権者とのコミュニケーションを図るようになった。それは「パーマネント・コミュニケーション」と言われている。 大統領選当選が決まった直後から、チーム・オバマは、パーマネント・...
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アメリカとEU、オバマ以後
オバマの選挙結果に対して、欧州のメディアを中心に、称賛の声が上がっている。ベルリンで熱狂的な歓迎を受けていたことを考えれば、このこと自体は全く予想通りの反応だ。だが、称賛の背後には、欧州とアメリカの関係の深さ(Trans-Atlantic relationship。人によってはEUSといったりしてい...
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マイケル・クライトン、死去
ジュラシック・パークやERの作者で、多分、アメリカでもトップ5に入るベストセラー作家である、マイケル・クライトンがガンで亡くなった。 Michael Crichton dies at 66; bestselling author of 'Jurassic Park' and other thrill...
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熱狂から覚めて
アメリカ大統領選から一晩明けた。 アメリカでの報道のされ方も、だいぶ熱から覚めたようで、随分とバラエティに富んできている。 その前に、投票率の事実がわかったので、記しておくと: 投票率が62% オバマの得票率が52% だから、おおまかにいって、アメリカ人の3分の1が彼を支持した、ということになる。裏...
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米大統領選、終了。
今年に入ってからずっと追いかけてきたアメリか大統領選だが、オバマの圧勝で終わった。 MSNBCやCNNで映像を見ていると、オバマにしても、マッケインにしても、ステージに上がって、数万の支持者を前にしてスピーチを行う様には、何か圧倒されるものがある。人々の熱狂ぶりは、たとえば、ウッドストックとかこんな...
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ITキャンペーンの教訓
大統領選まであと一日を切ったということで、アメリカのメディアはすでにwrap-up=まとめ・総括、にむかっているのだけれど(もちろん、the last-minute=最終局面での情報の乱舞ぶりは、さながらバナナのたたき売り状態で、これはこれで笑えるのですが)、そのなかで、なかばオバマの勝利分析に様な...
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New Yorkers (for Obama) の憂鬱
オバマ優勢が伝えられるものの、それが伝えられれば伝えられるほど、デモクラット支持のニュー・ヨーカーの不安は増大している、という記事。 Obama Is Up, and Fans Fear That Jinxes It 【New York Times: October 31, 2008 】 マンハッタ...
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