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July 01, 2009

op-ed / commentary


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junichi ikeda

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Al Franken ようやくセネターへ

July 01, 2009

op-ed / commentary


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junichi ikeda

昨年の一般選挙投票日から数えておよそ8ヶ月かかって、ようやくAl Frankenがミネソタ州のセネターとして選出された。

GOP's Coleman concedes, sending Franken to Senate
【Washington Post: June 30, 2009】

After 8 Months, Franken Wins Senate Seat in Minnesota
【New York Times: June 30, 2009】

Coleman Concedes to Franken After Court Ruling
【Wall Street Journal: June 30, 2009】

当初はGOPの現職議員であるNorm Colemanが僅差でFrankenを上回ったものの、あまりにも僅差であったため、ミネソタ州の規定により、リカウントがなされ、その結果、Frankenの得票数が上回った。リカウントの結果にColemanが納得せず、ミネソタ州裁判所に提訴した。今回の決定は、6月30日にミネソタ州最高裁が、リカウント結果は正しくFrankenの勝利を確認したため。Colemanが、この審理結果を受け入れ、敗北宣言をしたことで、8ヶ月かかった争いにようやく終止符が打たれた。

このFrankenの勝利によって、デモクラットは上院において議席数が60となり、念願のfilibuster-proofの議席数を確保したことになる。GOPが法案審議を邪魔しようとしても、強行採決するのに十分な議席数を得ることができた。

折しも、CO2削減のための排出ガスに関する法案が下院で可決され、上院での審議を待つだけの段階。そのため、Frankenは来週から上院の審議に参加すると見られている。これで、上院での法案通過はかなりの確度で実現すると見込まれる。

排出ガス法案の後には、デモクラットの長年の悲願であるヘルスケア法案の審議が待っており、ここでもFrankenの参加は、法案成立に向けて追い風となる。

排出ガス制限やヘルスケア改革の実現は、オバマ大統領の選挙公約であり、その実現はオバマ政権の支持率を維持・拡大するためにも重要で、Frankenの当選はホワイトハウスでも喜ばれている。

Al Frankenはコメディアン出身。政治家、政局の風刺で人気のある“Saturday Night Live”で長年活躍してきた。早くからデモクラット支持を表明し、2004年大統領選のデモクラット候補者であったJohn F. Kerryをはじめ、デモクラットの候補者の選挙応援に加わるなどしていた。

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