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May 31, 2010

op-ed / commentary


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junichi ikeda

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Newsweekの売却先候補が徐々に明らかに

May 31, 2010

op-ed / commentary


author
junichi ikeda

以前に記したように、Washington Post Co.はNewsweek部門の売却意向を公表した。徐々に買い手の候補があがり始めてきたようだ。

Newsweek Deadline Draws Near
【Wall Street Journal: May 29, 2010】

上のWSJの記事で取り上げているのはTV Guideを所有するOpenGate Investment という投資会社。TV Guideはいうまでもなくテレビ欄を集約させた雑誌。OpenGate Investmentは投資会社なので基本的には転売目的でメディア資産を所有するに止まる。Newsweekを所有しても第一にそれは転売が目的になる。場合によると、TV Guideとあわせての転売もありえる。

買い手の候補としてもう一つ紹介されているのは、保守系の月刊誌であるNewsmaxを発行しているChristopher Ruddy氏。その場合、TIMEに比べればリベラルと言われていたNewsweekの誌面が最終的にどう変わるのか、という問題は生じる。つまり、Newsweekに今いるスタッフが離反するという可能性もある。

昨年McGraw-HillからBloombergに売却されたBusinessWeekは、編集方針が変わり、誌面構成や記事の書かれ方まで大幅に変わってしまったことを踏まえるとNewsweekにも同じことが起こる可能性は高い。

そのBloombergやFast Company、U.S. News & World ReportはNewseekには関心がない旨を公表しているようだ。

さしあたって、今週水曜が、買収希望者がその意向を示す期限ということなので、今週末までにはもう少し具体的な話が明らかにされることと思う。

NewsweekはTIMEと並び称される英語週刊誌として、私が中学や高校の頃、英語の教師に紹介されたことを思い出すと、その誌面が変わる可能性が大である今回の売却話にはいろいろと考えさせられることは多い。

まずは今週水曜以降の動きを気にかけておきたいと思う。

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